
このたびの災害により被害にあわれ、今なお大変な思いをされている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
今回の「令和2年7月豪雨」では、熊本など九州をはじめ、岐阜や長野でも大雨となりました。
旬ごとに累積した10日間の雨の量を過去の値と比べてみると、今月上旬(7/1-7/10)の降水量は、全国にあるアメダスのうち、比較統計できる地点の総合計で、20万8308ミリと最多でした。
同じく、雨の降り方の強さにおいても、1時間雨量50ミリという「非常に激しい雨」となった回数は、82回にのぼり過去の台風の記録をも上回りました。
雨量そのものの大きさ、多さ「だけ」が災害に直結するわけではありませんが、長く、激しく、大量の雨が降った事がデータに現れています。
この先も、台風や雷雨などに注意が必要な季節が続きます。
「お住まいの地域にとって」
その雨が多いのか否か
浸水する危険のある降り方なのか
土砂災害のおそれがある降り方かどうか
を十分把握したうえで、危険性が高い雨から身を守る方法を、私たちは身に着けていかなくてはなりません。
(数値は2020/7/17時点)